こんにちは。
加古川のギター教室、Soulfunktion Guitar School ギター講師の大西隆裕です。
レッスンで出した課題を練習してきても、思うように弾けないことはありますよね。
そんなとき、私は演奏を見せてもらうだけでなく、「どんなことを意識して練習していましたか?」と、お話を聞くようにしています。
何を練習したかだけでなく、何を考えながら取り組んだか。そこにも、次の練習につながるヒントがあると思うからです。
同じ課題でも、意識していることは違う
たとえば、同じコードチェンジの練習でも、指を素早く動かすことを意識していたのか、一つずつ音が鳴っているかを確かめていたのかでは、取り組んでいる内容が少し違います。
どちらかが必ず間違いというわけではありません。まずは、ご本人が何を目指し、どこに気をつけて練習してきたのかを知りたいのです。
こちらが伝えたつもりのことと、生徒さんが受け取ったことに違いがあるかもしれませんし、実際にやってみたからこそ、分からなくなったこともあるでしょう。
うまくいかないからといって、すぐに「もっと練習しましょう」で終わらせない。どう取り組んできたのかを伺いながら、次に何を確かめると良さそうかを一緒に考えていきます。
自分が何を意識して弾いているかも、言葉にする
そのうえで、私自身が同じ課題に取り組むとき、何を意識し、どう演奏につなげていくかを実際に弾きながらお伝えします。
ただお手本を弾くだけでは、手の動きや音は伝わっても、そのとき頭の中で何を考えているかまでは見えませんよね。
だから、さながらアナウンサーの実況中継のように、弾いているときの意識を言葉にしていくんです。
今は何を聴いているのか。次の音を弾くために、どんな準備をしているのか。その動きでは、どこが大事なのか。
そうしたポイントを、実際の音や動きと結びつけながら説明します。
「この練習をしてください」と課題を渡すだけではなく、「私はこういう意識で練習して、こんなふうに演奏につなげています」というところまで伝えたいと思っています。
動きを真似するだけでなく、その中で何を確かめているのかも分かれば、ご自宅で取り組むときの手がかりにもなるのではないでしょうか。
試して、確かめて、次の練習につなげる
説明したあとは、生徒さんにも実際に試してもらいます。弾きやすさや音がどう変わったか、まだ分かりにくいところはないかを、一緒に確かめていきます。
一度でできなくても、それだけで方法が合わないと決める必要はありません。もう少し同じ内容を確かめるのか、説明や取り組み方を変えてみるのか。その判断にも、実際の演奏とご本人の感覚を大切にしたいと思っています。
取り組むことを決める → 実際にやってみる → 結果を確かめる → 次の取り組みを見直す。
この流れは「PDCAサイクル」とも呼ばれますが、難しく考える必要はありません。決めた課題をこなして終わりではなく、やってみた結果を次に活かす、ということですね。
練習のやり方と、その中で意識を向けるところ。その両方を伝えながら、好きな曲を気持ちよく弾けることにつなげていきたいと思っています。
「あ、そういうことか!」「この感じで弾けばいいんですね!」と、ご自身でも手応えを感じてもらえるように。私も、実演や言葉での伝え方を工夫しながら、日々のレッスンに取り組んでいます♪
