耳を澄ませばギターがもっと楽しくなります
こんにちは。Soulfunktion Guitar School 講師の大西隆裕です。
みなさん、最近は何の音楽を聴きましたか?お気に入りの曲や新しいアーティストに出会うと、心が躍りますよね。その感覚をギターの演奏にも活かすことができるとしたら、どうでしょうか?
ギターが上手くなるためには、弾くことと同じくらい「聴く」ことが重要です。これはロックやポップスだけでなく、ジャズやブルースといった、自由度の高い音楽においては特に顕著です。名演と呼ばれる音源をたくさん聴き込むことで、その音楽のエッセンスを自分の中に蓄積することができます。この蓄積がなければ、いくら個別の演奏手法を学んでも本物の演奏にはなりません。
時間が無かったり様々な理由を引き合いに、リスニングを軽視しないように注意しましょう。効率を追求するのであれば、必要なプロセスを避けてはなりません。リスニングを怠ることで、最終的には遠回りをしてしまい、望む結果にたどり着けないことが多いのです。
何度も繰り返し聴くことによって、弾きたい楽曲が頭の中で完全に再生されるようになります。そうすれば、自分にとって必要なテクニックが浮き彫りになります。余分な基礎練習を省くこともできるので一石二鳥です。
リスニングによって自分の演奏に自由さと深みを加えることができます。多くの名曲を何度も聴き込むことで、フレーズやリズムのニュアンスが自然と身につきます。リスニングは単なる時間の浪費ではなく、自分の音楽的な財産を増やす重要な行為なんです。
だからこそ、ギターの練習と同様に、リスニングにも真剣に取り組みましょう。ただ聞き流すのではなく、注意深く攻めの姿勢でリスニングをすることが大切です。深いリスニングによって得られる音楽の理解は、あなたのギター演奏を確実に高めてくれるでしょう。
コメントを残す