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2018-09-02

リズムは『点』ではなく『流れる円の動き』で捉えよう!

ギター演奏において一番大切にしている事が私の中では2つ有ります。
それは、1つは『良い発音』で演奏する事。
もう1つは『時間の流れを崩さずに演奏する事』です。
今回は後者である時間の流れ、即ち『リズム』に関する捉え方のお話です。

メトロノームは必需品!

まず、普段から練習時においてメトロノームを用いる事はやはり大切だといえます。というのも、いわゆる『自分が弾いていて』あるいは『自分が聞いていて』グルーヴを感じる気持ちの良い演奏というのは、一定の周期の時間の流れが継続して起こり続ける事で成り立っていると私は考えています。つまり時間の流れが極端に加速したり減速したりしないように常に気をつける必要が有るわけですね。

ちゃんと弾けているはずなのに『何だか弾いててしっくり来ない』『気持ちよく弾けない』という場合は、リズムに対する意識を土台からしっかりと養う事でそれが改善出来るはずです。(単純に演奏技術がまだ足りていないという場合も有ります)

ただし、多少のリズムの揺らぎは演奏中に必ず出てきます。例えばドラマーが音源と同期しながらクリックを聞いて演奏する場合などを除けば、リズムの揺らぎは間違いなく自分だけで演奏していても誰かと一緒に演奏していても起こります。とはいえその揺らぎが気持ち良かったりするんですけどね。ここでも大事なのはそのリズムが途中で瞬間的に極端に加速したり減速したりしないという事なんです。常に同じ速度で感じている時間が流れ続けているわけです。

4分音符を軸に捉えよう!

じゃあどうすれば良いのか?私なりの答えとしては『4分音符を軸に捉え続ける』事で気持ち良く演奏し続ける事が出来ると思います。いわゆるワン、ツー、スリー、フォーとカウントする時のリズムですね。

そして、4分音符より長いリズムも、4分音符より短いリズムも全て4分音符を軸に捉えるわけです。自分自身が持つ『リズムの定規』に正確な4分音符刻みの目盛りを付ける事で演奏をコントロールする事が出来るようになっていきます。普段使っている定規で例えるなら、正確に等しい距離でcmの目盛りを刻んでいくわけです、そうするとリズムを拡大して捉える事が出来るのでその間のmmの目盛りも正確に刻んで把握していく事が出来るわけです。

リズムは点ではなく『流れる円の動き』で捉える

そしてリズムを『点』で捉えてしまう事、これも慣れるまではよく陥りがちですが必ず周期的な『線』で捉えるようにしていきましょう。
映画館に映画を観に行かれた方であれば、映画が始まる前にカウントダウンの映像が流れているのをご覧になった事が有るかと思います。
あの3、2、1、と切り替わっていく時の映像のように1拍を円で捉えても良いかと思います。
そうする事で演奏中にリズムが走ったり、もたったりする事が次第に無くなっていきます。

さて、そんな部分に目を向けながら単純な運指練習を行ってみましょう。
おすすめはBPMを50以下に設定して4分音符の長さで1〜2〜3〜4のクロマチック(半音階)の練習をやってみてください。

↓こんな感じのやつですね(画像クリックで拡大されます)

↓こんな風にメジャースケールを使ってみても良いですね

全てダウンピッキングあるいはオルタネイトピッキングでも構いませんが、意外と大変な事に気がつくと思います(リズムは常に一定に、そして右手の発音は音の長さ、大きさ、粒立ちなどを一定に整える意識で行いましょう)。慣れてきたらもっと遅くしてやってみましょう、BPM40ぐらいで常にジャストのタイミングで弾き続ける事が出来ればかなりのものですよ♪

メトロノームは正しく使うと練習の効率が何倍にも上がります。
そしてそれは結果としてギターを弾く事が楽しくてたまらない毎日へと繋がって行きます。

1日に何十分もやる必要はありません、たった1分でも集中して毎日継続すれば必ず効果は現れてくるでしょう。(自分の音を録音して聞く事も大事ですよ♪)
是非1つの参考にされてみて下さい♪

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